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北天の星〈上〉 (講談社文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 170514 位
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| 参考価格: | ¥ 213 (消費税込)
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北国からの明治維新
幕末の風雲というのはペリー来航から、というのが常識化しているなか、この本を読んで、西洋文明の脅威はロシアの南下のほうが歴史的にも古く、切迫したものであったことがよく分かる。主人公五郎次が蝦夷地からシベリアに連行されたのが1807年なのでペリーよりも半世紀近く前のことになる。極寒の地での5年の拘留は想像を絶する過酷さだったが、また彼の前にも相当な数の日本人が難破しロシア領に流れ着いてそのまま抑留されているということが明るみに出る。 明治維新は薩長などの西の雄藩から、という見方になれていた目にはとても新鮮に見えるし、歴史を別の角度から見るとても良い歴史小説といえる。
講談社
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