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北斗の人 (角川文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 113929 位
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| 参考価格: | ¥ 780 (消費税込)
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父親が素晴らしい!!
北辰一刀流が誕生し形になるまでを、主に千葉周作をとらえた作品。
描かれている千葉周作の兵法のとらえ方が広い。単なる剣術ではなく、もっと広くとらえている。
竹刀をもっての試合の場のみならず、情報収集の仕方や人間の機微をとらえた振る舞い、「舌刀」などで
うまく立ち回るところ、狭い意味での技術者ではなく、これこそ本当に技術の粋を極めた人なのかなと思った。
また、小説の中ではわき役だが父親の幸右衛門もなかなか素晴らしいと思った。
カッコいい!!人生のベスト3に入る名著!!
司馬遼太郎の作品では、「竜馬がゆく」、「国取り物語」、そしてこの、「北斗の人」がぼくにとってのベスト3です。 とにかく、この時代特有の、滑稽かつ、粗野な人間性が、全編に漂っていて、読んでいて笑ってしまう所もある位!(僕だけですかね?)
中盤からは、上州(現在の群馬県)前橋、高崎へ進出する場面もありますが、群馬出身の僕からすると、自分の知っている地名などが出てくると、住んでいた場所に違った見方ができて、それもまた良かったです!!
とにかく非の打ち所の無い作品!やっぱ剣客物は、司馬遼太郎がベストですね!
剣豪小説
司馬遼太郎にしてはめずらしい、剣豪小説。面白い。
星4つなのは早く終わりすぎで続きが読みたいから。
また竜馬が行くを読みたくなる
『竜馬が行く』で竜馬が身を寄せた千葉道場の成り立ちが読める本著。
千葉周作が如何にして一流の立ち上げに至ったかがよく分かる。
装丁版で全300ページほどだが、面白くてとまらずに3時間ほどで読了。
興味をもったのは以下3点
・古兵法から選りすぐり磨きをかけ、合理的に形をかえた
(そのため使い手の習熟の早さはもちろん、不得手なものの習熟も相当のものだった)
・技に大袈裟な名前を付ける古き虚勢をあらためた
・キコリとサトリ、そして斧の話
(サトリは心妙剣、斧は無想剣)
このキコリとサトリの話はとても面白く、様々な場で引用されているが、自分が相手に加えようとする狙いがことごとくはずれぬ達人(サトリ)も、心がなく、ただに無念無想でうごく斧には敗れてしまうという話は当時の剣客達にとっての境地として大きく印象付けられただろう。
悩める剣豪
司馬遼さんの本の中では比較的短く、いわゆる司馬史観というものが話の流れをさえぎることもありません。 あまり評価の高い作品ではないようですが、“燃えよ剣”と並んで好きな作品です。 なにより剣豪千葉周作の“迷える若者ぶり”に親しみがもてます。 人一倍大きな体ゆえに人一倍感情が強く、なにかというと涙が流れてきたり、“宮本武蔵ならこんなことで悩んだりはしまいに、自分は?”と、結構くよくよしているところが私たち凡人にも大いに通じるところがあり、がんばれ!と応援したくなります。
面白いことに女性キャラ達は元気で男っぽいのが多く、周作との対比が笑えます。 特に最初の妻が離縁を切り出されたとき、周作に馬乗りになってさんざん泣き喚いたあと、殊勝になって語りながら彼の胸毛を抜き始めるところなど、当時の大衆小説の中でも、非常に珍しい、しかしけっこうリアルな描写ではないでしょうか。 剣豪というと、人間離れした超人的なキャラが多い中で、これは珍しい等身大のヒーローです。 悩める若き読者は必読です。
角川書店
峠 (中巻) (新潮文庫) 夏草の賦 [新装版] 下 (文春文庫) 夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫) 峠 (下巻) (新潮文庫) 歳月〈下〉 (講談社文庫)
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